漢方(アトピー性皮膚炎)

はじめにcss

アトピー性皮膚炎に対する一般的な内服薬の選択肢が少ないのに対して漢方薬は多くの種類がございます、急性期と寛解期の薬に別れます、相性が合えば抜群に症状が改善致します。

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アトピー性皮膚炎は慢性疾患になります、体質改善を目的とした場合、長期間の内服が必要になります。

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急性期の漢方薬

痒み・発赤が強い時に使用する漢方薬です、皮膚の炎症を抑えるためにいずぜれも体を冷やす成分が入っています。炎症でも乾燥しているか?浮腫みがあるか?熱感が有無などで処方致します、良く使用するものには以下の物があります。

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白虎加人参湯

発赤と乾燥の強い急性期のアトピー性皮膚炎に使用します。

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  • 赤く、カサカサしたアトピーに使用します。
  • 黄連解熱等とならぶ代表的な漢方の消炎解熱剤です。
  • 強い消炎解熱剤の石膏を15g含有しています。
  • 熱を取る成分と潤いを与える成分が配合されています。
  • 錠剤もあります。

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黄連解毒湯

痒みと赤みでイライラ、乾燥はそれほど酷くなく、ややどす黒い発赤に使用します。

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  • 白虎加人参湯とならぶ漢方の代表的な消炎解熱剤です。
  • 首・頭部の痒みによく効きます。
  • 北里大学の有名な漢方専門の先生はアトピーに対して黄連解毒湯を第一選択としています。
  • 首・頭部の痒みによく効きます。
  • 痒みだけでなくイライラにも効果があります。
  • 体を冷やす効果があります、少し苦いので水に溶いて冷やすと飲みやすくなります。

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越婢加朮湯

赤みだけでなく浮腫みや浸出液が多い時に使用します。

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  • 熱と水分を取り除きます。
  • 熱を持って浮腫みや浸出液の多いアトピーに使用します。
  • 熱を下げる成分の石膏が8g配合されています。
  • 麻黄が配合されており、皮膚の浮腫を取ります。

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消風散

乾燥と湿った両方の症状を伴うアトピーに使用します。

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  • 乾燥した肌から、ジュクジュクした肌まで使えます
  • 黄連解毒湯と並んで痒みを抑える作用が強いと言われいます。
  • 夏場に痒みが酷くなるアトピーに良いとされています。
  • 熱を下げる成分の石膏が5g入っています。
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炎症が強い時に使用する処方です、特に上の3つ白虎加人参湯・黄連解毒湯・越婢加朮附湯はキレが良くすぐに効果がでます。

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急性期後の漢方

急性期が過ぎ、熱感や赤みは収まったが乾燥と掻痒が残っている時に使用します。

準急性期の漢方
温清飲

黄連解毒湯に四物湯が配合された漢方です。

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  • 黄連解毒湯で一段落ついた状態で使用します。
  • 四物湯という潤いを補う成分が配合されています。
温経湯

手足がほてり、乾燥が強い皮膚の状態に使用します。

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  • 女性に使用することが多いです。
  • 手足がほてり、口唇が乾燥している方に。
  • 月経中に軟便になる方に。

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発汗がお多い・発汗で悪化する

炎症がひどい時は白虎加人参湯・消風散を使用しますが日頃より発汗が多い方は黄耆が含まれる漢方薬を使用します、黄耆は代用的な補気剤で皮膚に栄養を与え、利尿作用があり、発汗を抑制します。

補気剤
補中益気湯

元来は体が弱った時に使用する漢方薬ですが、免疫異常を調節する作用があり、アトピー性皮膚炎には免疫調節目的で使用します。

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  • とても有名な漢方薬ですです、体がだるい、眠たい、力が入らない、寝汗が酷いなどの症状に使用します
  • 柴胡と言う免疫を調整する成分が配合されています、体の免疫の異常を正します
  • 長期間の使用でアトピーの悪化を減らし、ストロイドの使用量を減らすことが出来ます。

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桂枝加黄耆湯

成分の桂枝と黄耆は『表虚』といい体の表面が機能低下した状態に使用する代表的な成分で、桂枝加黄耆湯はその双方を含有しています。

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  • 汗がよく出る、汗疹がよくできる方。
  • 虚弱で汗を良くかく方に、体格の良い方には使用しません。
  • 即効性はなく3ヶ月は内服が必要です。

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体質改善薬

酷い炎症が一段落した後、アトピー性皮膚炎が起きにくい体質にします。柴胡清肝湯と荊芥連翹湯があります、いずれも黄連が配合されていて炎症を抑えます、両方共に多数の生薬が配合されており、一般的に配合薬の種類が多い漢方薬は効き具合にキレがなくじわじわ効いてきます。

体質改善薬

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ストレスが原因の場合

ストレスでアトピーが悪化することは珍しくありません、嫌な上司が来たらアトピーが悪化、仕事を辞めたらアトピーが治った等は珍しくありません。以下の様な漢方薬を使用します。

柴胡剤とアトピー

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胃腸が弱い場合

甘いものを多く食べたり、腸の免疫バリアーが機能低下した場合アトピーが悪化すると言われています、胃腸が弱い方は以下の漢方薬を処方します。

アトピーと消化器

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胃が弱いのか、腸が弱いのか、腹痛、下痢、鼓腸、冷えの有無で処方致します。
】目次
  1. アトピー性皮膚炎(入口)
  2. スキンケア
  3. ダニ対策
  4. 外用薬と使い方
  5. 内服薬
  6. 漢方薬
  7. 紫外線治療・VTRAC
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