はじめにcss

 イボの治療において一回の治療での完治率はサージトロンに比べて明らかに劣りますが、術後の疼痛と管理の煩雑さは大幅に軽減されます。

色素レーザー 疣贅経過
Vbeamの場合は皮膚の薄い部位の皮膚に、ヤグレーザーは皮膚の厚い部位のイボ治療に適しています。いずれも麻酔がないと痛いです。

パルスダイレーザー vs ヤグレーザー

両方共赤アザの治療に使用されるレーザーです、星の原クリニックではヤグレーザーを使用していました、28年9月パルスダイレーザーの導入により2種類のレーザーを使い分けています。ヤグレーザーは赤以外に水分にも反応するため、血流の少ないイボはヤグレーザーが適しています。

Vbeam VS YAG

 

イボ治療の比較
イボ治療のレーザー治療においてパルスダイレーザーヤグレーザーの比較が多数ありますが、照射の設定や、前処置の有無、照射範囲等により治療成績が大幅に異なります。全体的にはヤグレーザーの方が治療成績がやや良いのですが、痛みと合併症はパルスダイレーザーの方が軽度です。

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術前・術後のながれ
  • レーザー照射前に厚みのあるイボは角質を除去する必要がる場合があります(大変手間暇がかかります)。
  • 場所により角質除去前に局所麻酔を使用いたします。
  • レーザーを2〜3回照射します。
  • 照射部位をテープで保護します。
  • 2週間後に診察させていただきます、取り残しが明らかな場合は最照射します。
厚みのあるイボの場合、レーザー照射前の角質を除去は治療成績に大変大きな影響を与えます、角質をギリギリまで切除するのは大変な労力と時間が必要となります。

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症例写真

4年前に発症した左足底部のウイルス性疣贅です、他院で液体窒素治療を30回、炭酸ガスレーザー治療を1回実施しましたが改善しないとのことで来院為さりました。

初回手術(サージトンによる)
難治 再発左足底部イボ
サージトロンの術後やや治りが悪かったのですが2ヶ月でほぼ完治となりました、普通ならこの時点で9割完治するのですが、こちらの患者さんはここから6回イボが再発いたします、当院でもっとも苦労している患者さんです。
Vbeamによる再発の治療

上記の患者さんの再発時の写真です、サージトロンで再手術を行いましたが細かく再発しました、サージトロン治療で何度も再発するイボは肉眼では見えないウイルス粒子がすでに周囲の皮膚に拡散し、術後の傷に再感染していると推測されます。現在では再発イボの治療はヤグレーザーか色素レーザーの治療を第一としています。

Vbeamイボ治療経過
稀に何度も再発を繰り返す患者さんがいらっしゃいます、早期に治療すればイボの完治することは可能です、遠方の方が再発が判ってもすぐに対処できず、対応が遅れます。

成人男性の足底部のイボ

足底部の厚みのあるイボです、丁寧に角質を除去してからVbeamを照射しましたが3回の治療を要しました。

尋常性疣贅 Vbeam

 

色素レーザーは痛みを伴いますので、治療範囲が広い場合は麻酔が必要になります、また治療範囲が広い場合は打ち漏れの部位が出来たり、重ねうちの部位に潰瘍が出来たりと治療成績が不安定になります。
小児の手掌のイボ
色素レーザー ウイルス性イボ

 

小児男児の手の平のイボです、うまくいけば写真のように一回の治療で傷も出来ずに治りますが、残念ながら治療成績が今ひとつ安定しておらず複数回の治療が必要になることがあります。

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症例写真;右足底の多発性尋常性疣贅(YAGレーザーの症例)

3年前から、右の足の底にイボができ、近所の皮膚科で液体窒素の治療を3回受けたが改善されませんでした。

〈術前写真〉右足底部の大きなイボと足指のイボ

右足外側の大きなイボが1つ、その周囲に小さなイボがパラパラ見えます、足の指にも比較的大きなイボができています、範囲が大きすぎるため一度に取ることは諦め、以下の治療方針としました。

  • 疣の勢いを削ぐため、一番大きい疣を治療します。
  • ヤグレーザーは出力が適正であれば、術後の負担がサージトロンより軽くなります。
  • ヤグレーザー照射後、血豆状になるか水疱系がおこります。

足底イボ術前

 

黒いマジックは総合病院の形成外科を受診し、植皮による治療を提案された際の目印です、一度に全部治療すると術後歩行が困難になるため、初回は灰色の丸で囲まれた大きなイボのみを治療しました。

 

〈角質層の除去〉

レーザーがしっかり届くようにメスで硬い部位を切除しました。

角質除去後

〈YAGレーザー照射直後〉

照射直後は皮膚表面が白くなります、一部内出血を起こしていいます、レーザーに反応して麻酔液が表面に出てきています。下の写真はヤグレーザーが麻酔の水分に反応したため、組織の反応が強くでため、水疱・びらんとなりました。 

レーザー照射直後

イボのYAGレーザー治療は一般的に2~5回照射が必要です。

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〈術後5週間〉

傷はまだ完治していませんが再発は認めません、未治療部のイボは消失するか小さくなっていました。

5週間後

後日、追加の治療を予定していましたが、ウイルスに対する免疫が出来て未治療のイボは自然に消失しました。治療範囲が広く、患者さんは術後は大変だったと思います、さいわい感染も起こさず、自然免疫が出来、1回の治療で完治しました。

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レーザー施術料金等

施術料金はサージトロンの料金に準じますが、イボのレーザー照射治療において角質除去の前処置は治療成績に大きき影響して、また角質除去は大変な労力と時間を有するため、前処置が必要な場合は基本の施術代金の1.5倍がけになります。

  • 施術料金はサージトロンの施術料金に準じます
  • 前処置が必要な場合は施術料金が1.5倍になります
  • 爪周囲かつ前処置が必要な場合は施術代金は1.8倍になります
  • 治療開始後から6ヶ月は2回目以降の照射は基本料金が半額になります
  • 施術料金リンク

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足母趾のイボとYAGレーザー治療1回目

現役の運動選手のため、足に深い傷を作ることが不可でヤグレーザーでの治療になったケースです、現在まだ治療中です。ヤグレーザーは複数回の治療が必要です。

1回照射後
イボ ヤグレーザー1
2回照射後
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2回のヤグレーザーの照射で母趾のイボはほぼ消失しました、必ずしも常にこの様にうまく行くわけではありません。ヤグレーザーの治療は痛いので麻酔が必要です、また治療効果を上げるため表面の角質をメスで切除します、出力を上手く調節すれば糜爛・カサブタが出来ません、こちらの患者さんは2日後に激しい運動が出来たとのことです。

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【尋常性疣贅・ウイルス性イボ】目次
  1. イボとは
  2. 当クリニックのイボの治療方針
  3. サージトロンによるイボ切除
  4. 症例写真
  5. 浸潤療法
  6. 術後の経過と管理
  7. 治療料金表
  8. 術後のトラブルと再発
  9. レーザーによるウイルス性疣贅の治療

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