星の原クリニックの林です、PicoWayの第三波長は淡青の刺青の治療を得意としている波長で、レーザー触媒にチタンサファイアを使用し波長が785nmになります。世に出てまだ間もない新しいレーザーで世界的にもまだ症例が少ない状態です、785nmの特徴が分かる当院のモニターさんの症例写真が撮れましたので掲載いたします。PicoWay 785nm

532nm,1064nmの6回の治療で黒、赤、黄色のインクはかなり薄くなり、治療後の一時的なシミ炎症性色素沈着が目立ちます、淡青色刺青は治療後は淡青緑いに変色しました。黒・赤・黄色に比べて色落ちは明らかに良くありません。7回目はようやく入荷した785nmを照射しました。一回の照射でハッキリと薄くなりました、ただ残念ながら785nmのレーザーは532nm,1064nmのヤグレーザー系に比べて照射出力が弱いため、スポットサイズが小さくなり大きな刺青の治療には適していません。