外用薬で水泡を作りイボを治します、他の治療法に比べて痛みが少ないです。

水泡形成剤,カンタリジン,イボ,疣,尋常性疣贅

星の原クリニックではサージトロン、ヤグレーザー、色素レーザー等で治療を行なっていましたが、29年7月より水疱形成剤によるイボの治療をホソボソを行っていましたが、この度正式の治療メニューとしまいた。水泡形成剤(カンタリジン)による尋常性疣贅の治療は通院可能な方に限定させていただきます。

特徴

水疱形成剤のカンタリジンはツチハンミョウという昆虫の消化管内ある物質で古くは2000年前に中国で伝統医療ですでに使用され、西洋医学では1950年頃にイボ(尋常性疣贅)に使用され始めました、現在までに最大の利点は痛みが少なく治療成績が良い事です。2014年までに749本の論文が発表され、尋常性疣贅に対して有効で安全性の高い治療と言われています。

  • 痛みが少なく、治療の際に麻酔が必要ない。
  • 治療成績がよい(浅いイボは1~2回で完治することが多い)。
  • 深いイボは複数回の治療が必要になります
  • 傷跡が基本的に残らない。
  • 2014年までに749本の水疱形成剤による疣贅治療の論文が発表されています。

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作用機序

  • 水疱形成剤は表皮内に棘融解を引き起こし、イボの下に水泡を形成します。
  • 水疱形成によりイボを栄養血管から遮断すると推測されています。
  • 水疱形成剤は細胞傷害性の薬品で表皮基底層の有糸分裂を阻害作用が考えられています。
  • 海外では尖圭コンジローマの治療にも使用される。

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治療法

  • 角質が厚い場合は角質の表面を削ります。
  • イボとその周囲1〜3mmまで薬を塗ります。
  • 薬を塗ると数秒で白くなり、痛みはありません。
  • 治療部位は透明な無孔性のテープで密閉します。
  • 4時間後〜、ヒリヒリした不快感が出始めます
  • 4〜24時間後にテープを剥がします。
  • 軽く水で洗い、テープを張り替えます。
  • 24〜48時間後;水疱形成が始まります、水泡が出来始めると熱傷の様なジンジンした痛みが出始めます。
  • 痛みや赤みが水泡の周囲に留まっていればいれば問題ありません。
  • 2〜3日後;再診、患部の状態を診察します。
  • 痛みが強いようであれば水泡内の水を抜きます。
  • 1週間後;表面の皮膚を除去、イボの残っていれば再度同じ治療を行います。

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画像資料

足底部のイボ

足底部のウイルス性のイボです、モザイク状で部分的に微細な黒点が見えます。

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薬物の塗布直後は痛みはありません、数時間後〜2日以内に火傷の様なジンジンした痛みが出現し始め、水疱が出現します。
2〜3日後

表面の浮いた皮膚を除去します(現在は1〜2週間後に皮膚を除去します)

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水疱を除去した時点でイボが残っているようであれば、色素レーザーを照射する事があります、またはレーザーを照射せずに2週間後再度水疱形成薬を使用します。
治癒過程

ほぼ3週間で傷は乾きました。

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サージトロンの治療に比べて、痛みが少なく、術後の管理も楽です。レーザー単独に比べて角質が除去されているため治療成績が向上し安定します。厚みのあるイボに関しては最終的にサージトロンで治療する場合があります。
合併症
  • 治療部周囲に環状のイボが出来る事があります。
  • ヘルペス様に皮膚炎が出来る事があります。
  • 5%の確率で環状にイボが再発します。
  • 治療部位の瘢痕・色素沈着の可能性。
  • 細菌感染の可能性。
  • 治療部位の感覚の鈍麻やシビレが残る可能性があります。
  • 治療部位が爪の周囲の場合、爪の変形する可能性。
  • 治療部位が指・趾の場合、治療中に感染症が発生した場合に関節の変形する可能性。
非常に稀ですがリンパ管炎と続発性のリンパ管閉塞の合併症の報告があります。

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大きな合併症

非常に稀ですが重篤な合併症の報告があります、過去に3例のリンパ管炎と永続的なリンパ管浮腫の報告があります。

  • 2例の足のリンパ管炎は1975年の同じ医師による報告です。
  • 2例とも抗生剤の治療で回復しました。
  • もう一例のリンパ管炎の報告は1998年です。です
リンパ管浮腫が残った3例の内訳は1975年の2例は薬を塗って30時間後のに脚の浮腫が出現し、1998年の例では0.7%のカンタリジンで治療後数時間で赤み・痛み・腫れ・皮膚潰瘍が出現、次の週には大きな炎症は消失したが、9ヶ月後でも脚の浮腫が残った。

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水疱形成剤で治療出来ない方(部位)
  • 妊娠・授乳中の方
  • 12歳以下の方
  • 糖尿病のある方
  • 末梢循環障害疾患のある方
  • 眼の周囲・顔面・粘膜・陰部
  • 傷のある部位
  • 炎症のある部位
  • 乳がんの既往がある方の腕、手指

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免責

  • 本治療薬はカナダにおける処方薬では有りますが、日本国内の承認薬でないため、医薬品副作用被害救済制度の対象外になります。
  • 極稀(50年に3例)に薬剤性のリンパ管炎、その一例にのリンパ管炎閉塞(70年に1例)による永続的な下腿浮腫の報告があります、リンパ管炎とリンパ管浮腫が発生した場合、可能な対応はいたしますが、賠償等については負いかねます、ご了承ください。

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その他

以下の症状が見られた場合はすぐにテープを剥がし、患部を石鹸で洗浄後、ぬるま湯でよく洗い、アイスノンで冷やし、なるべく早く再診してください。

  • 激しい痛み
  • 発赤・腫脹・熱感
  • 線状の発赤

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施術料金

施術料金はサージトロンの施術料金に準じます、1回で取り切れない部位に関しても大きさを測定して再度施術料金が発生いたします。

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【尋常性疣贅・ウイルス性イボ】目次
  1. イボ(尋常性疣贅(イボ))とは
  2. 星の原クリニックでのイボの治療
  3. サージトロンによるイボ切除
  4. 治療経過写真1
  5. 治療経過写真2
  6. 治療経過写真3
  7. 治療経過写真4
  8. 治療経過写真5
  9. 浸潤療法
  10. 術後の経過と管理
  11. 術後のトラブルと再発
  12. レーザーによるウイルス性疣贅の治療
  13. 水泡形成によるイボ治療
  14. 治療料金表

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