このページは星の原クリニック 院長 林俊(医学博士)が記載したものです。

粉瘤 脂肪腫

 だんだん大きくなるシコリ、臭い汁がでるシコリがある。

上記のような症状をお持ちの方は、粉瘤・脂肪腫の可能性が考えられます。お困りの方は福岡市早良区の形成外科・皮膚科 星の原クリニックまで一度ご相談ください、手術の後の傷が小さくなる『くり抜き方』などで治療しています。

くり抜き出来ない・バナー

  1. 陰部・肛門周囲の病変
  2. 患部が細菌感染により腫れている
  3. 患部の場所が深い
  4. 小さい切開から出せない硬い病巣
  5. 腫瘍と周囲の癒着が強い場合
  6. 血が止まりにくい方
  7. 心臓・肝臓・脳に重度の病気がある方

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動画解説

くり抜き法について

当院で行っている粉瘤摘出手術について解説をしています。

粉瘤のくり抜き法

実際のくりぬき法の手術風景の動画です

時間解説内容
0:10〜はじめに
0:32〜くり抜き手術とは
1:20〜手術までの流れ
1:47〜くり抜き法ができない方
2:16〜くり抜き法の手術の流れ(炎症がない方)
2:46〜くり抜き法の手術の流れ(炎症が強い方)
3:20〜術後の経過
3:58〜再診について
4:30〜その他注意事項
4:55〜症例のご紹介
5:30〜施術料金について

脂肪腫の小切開法

当院での実際の小切開方による脂肪腫の施術動画をご覧ください。(腫瘍の性状によっては小切開方では実施できない場合があります)

  1. 粉瘤・脂肪種の手術は基本的には診察後の予約制となっております。
  2. 手術室に空きがある時は診察当日に手術可能です。
  3. 7〜14日後に抜糸が必要です。
  4. 肛門周囲のしこりは肛門周囲膿瘍、痔瘻の可能性があるため肛門科の受診をお勧めいたします、当院では治療を行なっておりません。
  5. 術後の血腫や感染症の有無の確認と抜糸の必要があり手術日以外に1〜2回の受診が必要となることがあります。

粉瘤とは

表皮や毛包の組織が陥入して、垢・汗等の老廃物が貯まる病気です、多くの場合、中心に黒色の開口部があり、悪臭を伴う粥状の物質を排出します。治療で大切なのは被膜も取り除く事です、被膜が残ると再発します、以下の様ないろいろな呼び方があります。

  1. 粉瘤
  2. アテローマ
  3. 表皮嚢腫
  4. 類表皮嚢胞
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傷はなるべく小さくなるように工夫しておりますが傷はゼロではございません、また一週間後に抜糸が必要です、抜糸に来院出来ない方は大変申し訳ございませんが手術をお断りしております。また感染している粉瘤、深い粉瘤、被膜が癒着している粉瘤は傷が長くなります

手術前の検査

手術前にエコー検査を行い、粉瘤や脂肪腫の形や深さを確認し、正確で安全な手術を目指しています。

エコー検査

下の写真は一見典型的な粉瘤ですが、エコー検査を実施した所、雪だるま様の粉瘤でした、エコー検査で前もって深い部位にも粉瘤があることがわかっていたので、1回の手術で取りきりました。

粉瘤写真

粉瘤エコー検査.

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治療方法について

一般的な『切開法』と『くり抜き法』・『小切開法』の違いについてご案内です。

一般的な切開法

一般的な切開摘法では粉瘤の中身を出さずに摘出するため、切開線が長くなります、また縫合時の見た目が真っ直ぐになるよう切開線が腫瘍より長めにデザインされます。

一般的な切開

くり抜き法

くり抜き法では、『トレパン』という円形の刃が付いた機材か『炭酸ガスレーザー』で 2〜4mmの穴を開けて、まず粉瘤の内容物を排出し、粉瘤自体を小さくしてから被膜を摘出するため傷の長さが圧倒的に短くなります、傷の縫合も『巾着縫い』と言う中央に縫え寄せる特殊な方法を行います、『皮膚の厚い部位の粉瘤』、『大きい粉瘤』はくり抜き法ではきれい摘出できないことが多く、下の『小切開法』を行います。

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くり抜き法

小切開法

『皮膚の厚い部位の粉瘤』『大きい粉瘤』はくり抜き法では取れきれない、傷が目立つ等により、『小切開法』を行います、粉瘤の穴はメスでくり抜き、術後の傷が目立たない『ギザギザ』のデザインで小さめに切開し、粉瘤の内容物を排出し小さくした後、丁寧に被膜を剥離して摘出します。

小切開法

症例の写真

背中の脂肪腫(70mm)

大きさが7cmの脂肪種です、古典的な切開線は灰色の線で切開線は腫瘍と同等または大きくなります、脂肪種の場合は大きさによって4〜8mmの円形〜楕円形の切開線になります、今回は脂肪種が大きかったので中央の円形の大きさ8mmの孔を開けました。

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脂肪種の症例(術中写真)

脂肪種は塊が大きいのでそのままでは小さな孔から摘出することが不可能です、鉗子などでほぐしながら引きずり出します。

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脂肪種の症例(縫合線)

腫瘍の大きさに較べてかなり小さい切開線となりました。

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右小鼻の粉瘤の症例

右の小鼻の下の粉瘤です、大きさは8mm程度です、傷が目立つ部位ですので、今回は1.5mmの穴を炭酸ガスレーザーで開けました。

術前写真
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手術中の写真
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傷跡(術後1週間)

術後1週間に抜糸します、赤みが1〜2ヶ月ですが、最終的にはほとんど分からなくなります。

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女子小学生の大腿外側の粉瘤 ▶ クリックで展開

背中の15mm大の粉瘤 ▶ クリックで展開

背中の40mm大の粉瘤 ▶ クリックで展開

背中の20mm大の粉瘤 ▶ クリックで展開

鼻の下の20mm大の粉瘤 ▶ クリックで展開

施術料金(3割負担時)

部位と大きさによって施術料金が異なります。

露出部
〜2cm¥4,980
2〜4cm¥11,010
4cm〜¥13,080
非露出部
〜3cm¥3,840
3〜6cm¥9,690
6〜12cm¥12,480
12cm〜¥24,960

手術までの流れ

手術までの流れ

①ご予約

手術は原則予約制となっております。 初診の方のインターネット診察予約を承っております。まずはご予約をお願い致します。

②診察

医師が患部を診察し、診断を行います。 できものが粉瘤・脂肪種・その他なのか判断致します。

③エコー検査

出来物がどの程度の深さ・大きさ・形なのかエコーを用いて検査を行います。

④ご予約(後日施術)

当日の空きがある場合は診察後に当日の施術が可能となりますが、空いていない場合は後日、手術のご予約をお取りいただいております。

⑤手術

腫瘍の大きさによりますが、おおよそ15~30分程度、大きいものですと60分程度の手術となります。

⑥経過観察・抜糸

傷の状態・血腫の有無の確認のため翌日か翌々日の再診、抜糸は7~14日後になります。

よくある質問

Q:当日すぐに手術できますか?

A:当日枠があればその場で手術が可能ですが、空きが無い場合は後日手術のご予約をお取りいただいております。

Q:手術時間はどれくらいかかりますか?

A:大きさによって前後しますが、15~30分程度かかります。

Q:手術は痛いですか?

A:事前に局所麻酔を行いますので、手術中の痛みはほとんどありません。

Q:なるべくくりぬき法で手術したいのですが・・

A:手術前に皮膚エコーを用いて検査をしたのち手術方式を決定しております。 以下に当てはまる方は、安全の為くりぬき法で治療できません。

  1. 患部が細菌感染によって腫れている
  2. 患部の場所が深い
  3. 小さい切開から出せない硬い病巣
  4. 腫瘍と周囲の癒着が強い場合
  5. 血が止まりにくい方

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