加齢と共に上瞼の皮膚がたるんできて視界を妨げることが多くあります、眼瞼下垂の一部として取り扱われています。 本ページでは、上瞼のたるみ(皮膚弛緩症)と眉下切開について詳しく解説します、加齢現象のため、自然改善は望めず根本的には手術が必要になります。福岡で眼瞼下垂の手術を希望の方は当院の治療方法ページをご覧ください。

このページは星の原クリニック 院長 林俊(医学博士)が記載したものです。

上瞼のたるみ

弛んだ上瞼の皮膚が虹彩・瞳孔に覆い被ります 皮膚弛緩症

病態の種類について

皮膚弛緩症は加齢が原因のため、ほとんどの場合、上瞼の皮膚だけでなく眼の奥の挙筋腱膜も伸びで【腱膜性の眼瞼下垂】を同時に起きています。

  1. 上瞼の皮膚弛緩症+腱膜性の眼瞼下垂(多い)
  2. 上瞼の皮膚弛緩症のみ(少ない)

手術について

以下の3つのパターンがあります

  1. 上瞼の皮膚切除+挙筋腱膜前転固定術
  2. 上瞼の皮膚切除のみ
  3. 眉下切開による皮膚切除

上瞼の皮膚切除と眉下切開の比較

眉下切開

眉毛の下ギリギリで切開します、しばらくは傷が見えます、半年で白い薄い白いラインになります。 眉下切開

上瞼の皮膚切除

上瞼タルミ

弛緩した上瞼の皮膚を二重のラインにそって切除します、傷は二重のラインに隠れて目立ちません。

 上瞼で皮膚切除眉毛下の皮膚切除
長所
  • 挙筋腱膜の前転固定術と同時にできる
  • 傷跡が二重のラインに隠れて目立たない
  • 二重が形成できるので、視界不良の改善効果が高い
  • 厚い皮膚の方で皮膚の切除ができる
  • 術後の腫れが少ない
  • 見た目の変化が少ない
  • 時間が経てば傷は目立たない
短所
  • 皮膚の厚い方では、二重の折返し部位が丸くなる
  • 見た目の変化が大きい
  • 数ヶ月は傷跡が目立つ
  • ケロイド体質の方は施術不可能
  • 挙筋腱膜の前転固定術と同時施術不可能
  • 見づらさが残る可能性がある

眉下切開について

そうか

ケロイド体質でなく、まぶたを上げるの力が残っていて、上瞼の皮膚が厚い方に最適です、腫れが少なく、腫れぼったさも出来ません。

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