
保険適用で視界が広がる、頭痛・肩こりからの解放

眼瞼下垂の症状
こんなサインがあれば要注意!
【眼の開き】が悪くなる病気です、慢性的な頭痛、ひどい肩こり、眼精疲労、その他に自律神経失調の原因になります、外見上は眠たい眼になり、以下の様な特徴があります。
① 視界が狭くなる
外見的な特徴
- 黒眼(虹彩)の20%以上が瞼で隠れる(健常人は80%以上の虹彩が見えます)
- 瞳孔(黒目の中の黒目)が上瞼にかかって視界が悪い
- 眉を上げる癖がある
- 顎を上げる癖がある
② 頭痛・肩こり
- 眼が開かないので、常におでこの筋肉(前頭筋)を使用して眼を開けようとします。
- おでこの筋肉の疲労が蓄積されます。
③ 眠たい眼に見える
上瞼が下がることで、常に黒目が小さくなり眠たい眼になります。
④ 自律神経への影響
- また眼を開ける筋肉には眼瞼挙筋以外にミュラー筋があります。
- ミュラー筋は自律神経の交感神経で制御されています。
- ミュラー筋の使用するため交感神経興奮。
- 交感神経刺激による肩・首の血管収縮による血流障害。

当院の眼瞼下垂術治療の強み
院長の林は過去に美容外科に8年間在籍していたため、一般の形成外科医に比べて多くの上瞼の手術を経験しております、眼瞼下垂の手術では腫れが少なく自然な仕上がりになるよう心がけています。
幅広い症状に対応
- 皮膚の厚さ・脂肪の量
- 挙筋腱膜の状態
- 癒着の有無
- 眼の上の窪み具合・三重の有無
保険診療で対応

当院の手術は【健康保険】が適応される術式で行います。保険診療では眼の開き具合や見えやすさに重点をおき、基本的には奥二重になります。
審美性も配慮しています

院長の林は大手美容外科での勤務も長かっため、一般の形成外科や眼科に比べて多くの審美的な手術をしてきました、なるべく自然なきれいな眼になるよう配慮しています。
ショート動画(1〜2分)
保険診療での眼瞼下垂の治療は【視界不良の改善】です、手術後に審美的な面が改善される場合がほとんどですが、二重の幅の指定や形の指定は美容医療になり、自費での美容治療になります、美容目的の施術料金は保険診療と異なります。

当院での眼瞼下垂の施術のデーター
〜2025年6月までの数値




予約枠が一杯の場合でも診察は可能です、直接ご来院いただくか、お電話でのご確認をお願いします。

手術前後の比較写真
術後の腫れのピークは術後2~3日です、内出血が出来る場合が有ります、ほとんど腫れは2~3週間で無くなります。
患者様の声
Aさん(61歳女性)
頭痛を肩こりがなくなった、意識して眼を上げることがなくなり楽になった。
Bさん(50歳男性)
しつこい頭痛がなくなった、手術直後から視界が広くなった。
Cさん(52歳女性)
疲労感が全然違う。眉の高さの左右差もなくなり大満足です。
Dさん(32歳女性)
他院で2回眼瞼下垂の手術をしましたが、再発でこちらにお願いしました。術後の腫れが少なく家族にも気づかれなかったくらいです。手術中の痛みが心配でしたが、全く痛みなく大丈夫でした。

眼瞼下垂の種類
典型的な眼瞼下垂はハードコンタクトレンズの長期装着などが原因の挙筋腱膜の機能不全です、だだし他の原因で上瞼が被り視界が悪くなることがあります、一般の方では判別しにくいと思います。
腱膜性の眼瞼下垂
一般的に眼瞼下垂と言えばこれになります、先天性と後天性があります。先天性の場合は腱膜移植が必要となり難治性です。後天性の原因の多くはハードコンタクトレンズの長期装着です。皮膚弛緩性の眼瞼下垂
加齢現象による上瞼の弛みです。挙筋腱膜は問題なく、上瞼の皮膚が弛んだことに視界が悪くなります。二重上の皮膚を切除する場合と眉下切開の2種類があります。偽性眼瞼下垂症
一重瞼が原因で視野が悪くなります。症状的には眼瞼下垂と近いので、一般の方には区別難しいです。挙筋腱膜は正常ですので埋没法など簡単な手技で改善されます。
眼瞼下垂の原因
上記の眼瞼下垂の分類をやや内容が被りますが、このセクションでは原因に重きをおいて分類します。
腱膜性
先天性と後天性の2種類に分かれます。 後天性の原因で一番多いのは、ハードコンタクトレンズの長期装着です。上瞼・皮膚弛緩性
加齢現象で上瞼の皮膚が弛む事が原因です、高齢者の場合は皮膚弛緩性と腱膜性が合併することも珍しくありません。偽性眼瞼下垂症
一重瞼が原因で視界が悪くなります、稀に一重瞼に腱膜性の眼瞼下垂が合併することがあります、その場合は専門医師による詳細な診察が必要になります。神経性
脳から眼球やまぶたを動かす筋肉へと指令を伝える「動眼神経」が、何らかの原因(脳動脈瘤、糖尿病、外傷、腫瘍など)で障害や、神経からの指令が筋肉にうまく伝わらなくなるため、筋肉が疲れやすく、力が入りにくくなります。眼瞼痙攣性
眼の周りの筋肉(主に眼輪筋)が自分の意思とは関係なく過剰に収縮し、まばたきが多くなったり、目が開けにくくなったり、ぎゅっと閉じてしまったりする病気です、この眼瞼痙攣によって、結果的にまぶたが下がったままになることがあります。薬剤性
心療内科系の薬剤を多剤服用している患者さんに見られる「目がトロンとしている」状態は、多くの場合、薬剤の鎮静作用や筋弛緩作用、あるいは抗精神病薬による表情の乏しさなどが複合的に関与した結果と考えられます。瞳孔異常や眼球運動障害などがある場合は、神経障害や重症筋無力症などの重篤な疾患が隠れている可能性があります。脳神経内科医による適切な診断が重要です。

眼瞼下垂の検査
眼瞼下垂をどのように診断するか?
詳細な問診
症状の発現時期、コンタクトレンズの使用歴、日常生活への影響などを確認します。
瞼縁角膜反射距離(MRD)測定
上瞼の縁から角膜中心の反射までの距離を測定。正常値は3〜5mm、2mm以下で眼瞼下垂と診断。
瞼裂高の測定
上瞼と下瞼の間の距離(目の開き具合)を測定。正常値は7〜12mm、減少していると診断の指標になります。
挙筋機能検査
眼瞼挙筋の機能を測定。おでこを固定し、見下ろした状態から真正面を見たときの上瞼の動きを測ります。
専門的な診断機器
星の原クリニックでは、「プジー」という特殊な医療器具を使用して上瞼の状態を正確に測定します。これにより、眼瞼下垂の程度を客観的に評価し、最適な治療計画を立てることができます。

手術の要約(前転固定術)
① 二重のラインにそって切開します

② 挙筋腱膜を同定します

③ 挙筋腱膜の剥離

④ 挙筋腱膜の固定します

⑤ 眼の開き具合の確認

⑥ 二重形成をします

⑦ 閉創・冷却

⑧ ご帰宅


眼瞼下垂の手術の流れ
当日
腫れ止め薬の内服
術後の腫れ軽減のため、手術30分前に腫れ止めを内服していただきます。
コンタクトレンズ
ハードコンタクトレンズ は手術前に外して頂きます、使い捨てのコンタクトレンズはそのままで大丈夫です。
手術
手術時間は片眼で約〜30分になります、血の出やすい方は手術時間が長くなります。
術後安静
術後、ベットで約30分間冷やして頂きます、出血の有無を確認後ご帰宅です、術後の車の運転はお控えください。
2日目以降〜
翌日
腫れ具合、血腫の有無、傷が開いてないかを確認します。眼以外は優しく洗顔可能です、眼の周囲は濡れたタオルで優しく吹いて
2〜3日目
腫れのピークです、腫れが強い場合は眼が開けにくなっています、洗顔は可能ですが眼は擦らないでください。
7日目
抜糸します、まだ腫れ2〜3割は残っています。瞼の厚い方は腫れが多く出ます。
1ヶ月後再診
抜糸時に腫れが強かっり、左右差があった方などは1ヶ月後に状態を確認します。

手術代金


民間保険について
当院で行った保険診療による眼瞼下垂手術は、多くの場合、民間の医療保険や共済の給付対象となり、治療費が支給される可能性が高いです。給付を受けるには、保険会社所定の書類が必要ですので、ご加入の保険会社へお問い合わせください。
期間と費用について
- 書類作成期間:約1週間
- 手数料:1通 6,600円(税込)
- 郵送対応:可(事前にお知らせください)
保険診療と自費診療の違い
保険診療の特徴
- 視界不良の改善が主目的
- 大幅な費用軽減
- 二重は基本的に奥二重になります
- 幅広い二重は開眼に影響するためできません
- 自己負担は1割〜3割のみ
自由診療の特徴
- 二重の幅や形の指定が可能
- 皮膚切除の調節ができる
- 二重固定位置の調節が可能
- 三重がある場合の眼窩脂肪の移動
- お好みに合わせた仕上がり
その他の費用
上記の手術代に加えて、初診料、術前の採血検査代金、お薬代が別途かかります。 初回のご相談時に詳しくご説明いたします。
予約枠が一杯の場合でも診察は可能です、直接ご来院いただくか、お電話でのご確認をお願いします。

その他注意事項
眼瞼下垂手術後の視力等への影響
- 視力の変化
- 眼圧の上昇(緑内障の悪化)
- 乱視の悪化(極稀)
ヘリング現象について

よくあるご質問(Q&A)
当院の眼瞼下垂手術は保険適用ですか?
はい、当院の眼瞼下垂手術は健康保険が適用される術式で行います。視界不良の改善が主目的の場合は保険適用となります。
眼瞼下垂手術の目的は何ですか?
保険診療での眼瞼下垂の治療は視界不良の改善です。手術後に審美的な面が改善される場合がほとんどですが、主目的は機能回復です。
保険診療の眼瞼下垂手術で二重まぶたの幅を指定できますか?
二重の幅の指定や形の指定は美容医療になり、自費での美容治療となります。保険診療では基本的に奥二重になり、広い二重は開眼に影響するため対応できません。
眼瞼下垂手術は手術は形成外科で受けるべきですか?
眼瞼の手術は眼科より形成外科での手術の方が、術後の仕上がりが安定していると考えられます。当院の院長は美容外科での豊富な経験があります。
眼瞼下垂手術は手術後の腫れはどのくらい続きますか?
腫れのピークは術後2〜3日目です。内出血が出来る場合もあります。ほとんどの腫れは2〜3週間で引きます。最終的な仕上がりは1ヶ月後に確認できます。
眼瞼下垂手術は手術当日の注意点はありますか?
- ・ハードコンタクトレンズは手術前に外していただきます
- ・ソフトコンタクトレンズは装着したまま手術可能です
- ・手術当日は腫れのため車の運転はできません
- ・抜糸まで上眼瞼のメイクはできません
ヘリング現象とは何ですか?
両側の眼瞼下垂がある時に、一方のみを治療すると治療した眼とは逆の眼の開きが悪くなる現象です。当院ではシミュレーションで事前に確認します。
眼瞼下垂手術で手術後の合併症はありますか?
稀に視力の変化、眼圧の上昇(緑内障の悪化)、乱視の悪化などが起こる可能性があります。これは交感神経のシグナルが正常レベルに戻ることによる変化です。
ご不明な点はお気軽にご相談ください
眼の開きでお悩みの方は福岡市早良区の星の原クリニックまで一度ご相談ください。 初診のご予約はWEBから可能です。予約枠が一杯の場合でも直接ご来院いただくか、お電話でのご確認をお願いします。

眼瞼下垂の関連ページ
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