当ページではパット見では眼瞼下垂と区別がつきにくい病態について解説いたします、眼瞼下垂は自然治癒せず手術を行う必要があります。福岡で眼瞼下垂の手術を希望の方は当院の治療方法ページをご覧ください。

このページは星の原クリニック 院長 林俊(医学博士)が記載したものです。

偽性・眼瞼下垂とは

はてな

上瞼によって【瞳孔が隠れて視界不良】になのは眼瞼下垂と変わりませんが、【眼を開ける力は保たれている】状態です。原因は2つあり【一重瞼】【上瞼皮膚弛緩症】です。

偽性眼瞼下垂の種類

どうしたらよいか

【偽性眼瞼下垂】に【腱膜性の眼瞼下垂】が同時に起こっていることがあり、診断が難しくなります、ご高齢の場合は殆どの場合【上瞼の皮膚弛緩症】と【膜性の眼瞼下垂】が両方があります。

  1. 単純に一重瞼
  2. 一重瞼+眼瞼下垂
  3. 皮膚弛緩症
  4. 皮膚弛緩症+眼瞼下垂

皮膚の弛み(皮膚弛緩症)がない若い方の場合

【一重瞼で瞳孔が隠れている】場合

偽性眼瞼下垂症

  1. ①の単純に一重瞼のせいで見にくい可能性が高く、その場合は埋没法などをお勧めします。
  2. まれに②の一重瞼に【腱膜性】や【先天性の】眼瞼下垂が合併している場合があります
  3. ①②はプジー検査で区別できます

【二重瞼で瞳孔が隠れている】場合

【二重があり眼の開きが悪い】場合は③ 腱膜性の眼瞼下垂の可能性が高まります。 偽性眼瞼下垂症2

皮膚弛緩症がある場合

高齢者の場合は多くの場合、【上瞼のたるみ(皮膚弛緩症)】【腱膜性の眼瞼下垂】両方がおきています。皮膚を切除したり、眉下切開だけでは十分に症状が改善されないことがあります。

皮膚弛緩症

検査

問診とプジー検査により、上記の種類を鑑別できます

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