福岡での保険診療での眼瞼下垂の治療をお考えの方

福岡での保険診療での眼瞼下垂の治療をお考えの方

Before After

似顔絵【 ねむたい眼】【頭痛】【酷い肩こり】【瞼が重い】、上記の様な症状をお持ちの方は、眼瞼下垂の可能性が考えられます。眼瞼下垂の治療は保険診療が適用される場合があります、眼の開きでお悩みの方は福岡市早良区の【星の原クリニック】まで一度ご相談下さい、初診のご予約はWEBから可能です。

以下の内容は院長の林が執筆しています「文責:星の原クリニック院長 医学博士 林 俊

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当院の眼瞼下垂術治療の強み

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院長の林は過去に美容外科に8年間在籍していたため、一般の形成外科医に比べて多くの上瞼の手術を経験しております、眼瞼下垂の手術では腫れが少なく自然な仕上がりになるよう心がけています。

ショート動画(1〜2分)

眼瞼下垂の幅広い症状に対応します

手術の写真
【眼瞼下垂手術】は、以下のような項目を考慮して、一人ひとり手術の内容が異なります。手術をお探しの際は、経験豊富な医師をお勧め致します。
🔻🔻🔻
  1. 皮膚の厚さ・脂肪の量
  2. 挙筋腱膜の状態
  3. 癒着の有無
  4. 眼の上の窪み具合・三重の有無
  5. 先天性・後天性?

保険診療で対応いたします

4557071 sACのコピー

当院の手術は【健康保険】が適応される術式で行います。美容外科に勤めていた時期は【自費診療】で眼瞼下垂の手術を行っていましたが、手術内容の基本は変わりません。眼瞼の手術は眼科より【形成外科】での手術の方が、術後の仕上がりが安定していると思います。

審美性も配慮しています

眼瞼下垂ページリニューアル案
院長の林は大手美容外科での勤務も長かっため、一般の形成外科や眼科に比べて多くの審美的な手術をしてきました、なるべく自然なきれいな眼になるよう配慮しています。
保険診療治療は美容目的ではありません

保険診療での眼瞼下垂の治療は【視界不良の改善】です、手術後に審美的な面が改善される場合がほとんどですが、二重の幅の指定や形の指定は美容医療になり、自費での美容治療になります、美容目的の施術料金は保険診療と異なります。
また手術中・手術後の【リスク】等についてご理解いただけない方は、当院の判断で治療をお断りすることがございます、ご了承ください。

 

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眼瞼下垂の症状

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【眼の開き】が悪くなる病気です、慢性的な頭痛、ひどい肩こり、眼精疲労、その他に自律神経失調の原因になります、外見上は眠たい眼になり、以下の様な特徴があります。

視界が狭くなります

福岡 眼瞼下垂

右:60%の黒目(虹彩)が上瞼で隠れる 左:80%の黒目(虹彩)が上瞼で隠れる

【 外見的な特徴 】

  1. 黒眼(虹彩)の20%以上が瞼で隠れる(健常人は80%以上の虹彩が見えます)
  2. 瞳孔(黒目の中の黒目)が上瞼にかかって視界が悪い
  3. 眉を上げる癖がある
  4. 眼の上が凹んでいる
  5. 顎を上げる癖がある

頭痛・肩こり

頭痛
上眼瞼挙筋を使っても眼が開かないので、常におでこの筋肉、前頭筋を使用して眼を開けようとし、前頭筋の疲労が蓄積されます。
 次に目を開ける筋肉には眼瞼挙筋以外にミュラー筋があります、ミュラー筋は交感神経支配で、自分の意志ではコントロール出来ません。 自分の意志で上瞼を開けることできないので、脳は無意識の内にミュラー筋を使って眼をあげようとします、その結果交感神経が常に刺激された状態になります、交感神経は心拍数を上げ血管を収縮させ、筋肉などの血流障害を招き、それが肩こり・頭痛・血圧上昇の原因となります。
  1. 慢性的に前額の筋肉(前頭筋)を使用しているため前頭筋の疲労。
  2. ミュラー筋の使用による交感神経興奮。
  3. 交感神経刺激による肩・首の血管収縮による血流障害。

 

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当院の眼瞼下垂のデーター

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眼瞼下垂に関する統計データを解析した結果をまとめています。データは平成23年9月20日から令和6年9月19日までの387名の13年間にわたるもので

性別統計

女性患者が男性患者の約3倍となっており、眼瞼下垂は女性に多い傾向が見られます
眼瞼下垂の性別
  1. 総患者数: 387人
  2. 女性患者: 292人 (75.5%)
  3. 男性患者: 95人 (24.5%)

 

年齢層別統計

40代から60代の患者が全体の約70%を占めており、中年層に多い傾向が見られます 年齢分布

地域別分布

早良区からの患者が最も多く、全体の約3分の1を占めています、21%は市外県外の遠方の患者さんです。 地域別分布

 

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眼瞼下垂の原因

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多くはハードコンタクトレンズの長期装用と加齢によるものです、瞳孔異常眼球運動障害などがある場合は動眼神経や脳神経の筋ジストロフィー症などの大きな病気が隠れている場合があります。

  1. 腱膜性(一番多い)
  2. 先天性
  3. 上瞼・皮膚弛緩症
  4. 偽性眼瞼下垂症(一重瞼など)
  5. 神経性(動眼神経麻痺・ホルネル症候群など)
  6. 眼瞼痙攣性(顔面神経痙攣)
  7. 薬剤性(心療内科系の内服で)

眼瞼下垂原因詳細

 

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眼瞼下垂の検査

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当院では詳細な問診と【プジー】という医療器具を使用して、上瞼の状態を確認します。

  1. 問診
  2. 診察
  3. 瞼縁角膜反射距離(MRD)の測定
  4. 瞼裂高の測定
  5. 挙筋機能検査の測定

眼瞼下垂の 検査 チェック バナー 皮膚弛緩症バナー 偽性眼瞼下垂バナー2 トレーニングで改善

 

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手術の要約(前転固定術)

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二重のラインにそって切開します

今ある【二重のライン】か、三重がある場合は【幅の狭いライン】で切開します。

切開ライン

挙筋腱膜を同定します

今ある【二重のライン】か、三重がある場合は【幅の狭いライン】で切開します。

挙筋腱膜の同定

挙筋腱膜の剥離

挙筋腱膜を【眼窩脂肪】や【ミュラー筋】から剥離し、動きやすくします。

挙筋腱膜の剥離

挙筋腱膜の固定します

引きずり出した【挙筋腱膜】を腱板に糸で固定します

挙筋腱膜の腱板固定

確認

左右差、眼の開き具合、眼の形、まつ毛の向きを調節します。

目の開き

二重形成

一重は視界不良の原因となりますので、二重を補強します、広い二重は開眼に影響しますので出来ません、基本的に奥二重になります。

二重形成

閉創・冷却

細かい糸で表面を縫合します、その後ベットで30分間、眼を冷やした後に医師の診察で腫れ具合、内出血の程度を確認後にご帰宅です、眼が腫れているのでご自身での車の運転での帰宅はできません。

Cooling

⭕ 眼瞼下垂の診察のご予約

 

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手術前後の比較写真

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術後の腫れのピークは術後2~3日です、内出血が出来る場合が有ります、ほとんど腫れは2~3週間で無くなります。

術前・術後写真1

ハードコンタクトレンズ長期装着による眼瞼下垂です。出血が少なけば手術後も右の写真の様にあまり腫れません。
眼瞼下垂 写真
lower scleral show

黒目の下に白眼が見える現象を"lower scleral show"といい、重度の眼瞼下垂の時に良く見られます。

手術前・手術後写真2

ハードコンタクトレンズ長期装着が原因の眼瞼下垂です、眼の開きに左右差があり、右眼の黒眼の40%が上瞼で隠れています、鍼治療も行ったそうですが改善せず当院受診となりました。 
眼瞼下垂写真

手術前・手術後写真3

30年以上のハードコンタクトレンズ使用による、重度の眼瞼下垂で虹彩の70〜80%が上瞼で隠れ、著しい視野不良を認めます。
眼瞼下垂 術後経過

手術前・手術後写真4

78歳女性です、眼瞼下垂の程度が酷く、黒眼な上瞼によって70%覆われており、視界を著しく損ねています。手術後はパッチリした眼に変わり、よく見えるようになりました。
眼瞼下垂 手術前 眼瞼下垂 手術後

手術前・手術後写真5

40歳代の女性です、30年間のハードコンタクトレンズの使用歴があり、10年前より眼の開きが悪いことを自覚していました。
眼瞼下垂 術前眼瞼下垂 術後

手術前・手術後写真6

50年間のハードコンタクトレンズの使用が原因です、ハードコンタクトレンズを外す際に上眼瞼を外側に引っ張ります、それによって挙筋腱膜が伸びて剥がれるものと思われます。
手術前 術後2ヶ月

⭕ 眼瞼下垂・症例写真6

 

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手術の流れ

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当日

  1. ハードコンタクトレンズ は手術前に外して頂きます。
  2. ソフトコンタクトレンズは装着した状態で手術が可能です。
  3. 手術時間は片眼で約30~45分になります。
  4. 術後、ベットで約30分間冷やして頂きます。
  5. 抜糸まで眼の上眼瞼のメイクは出来ません、上眼瞼以外はメイク可能です。
  6. 手術当日、車の運転はお控えください。

2日目以降〜

  1. 翌日;腫れ具合、血腫の有無を確認します。
  2. 3日目;腫れのピークです、腫れの為に眼が開けにくなっています。
  3. 7日目〜;抜糸、まだ腫れは残っています。

その他

  1. 術前に採血が必要になります。
  2. 術後の腫れは1〜2週間目立つ事があります。
  3. 片眼ずつの手術も可能です。

術後に腫れやすい方

  1. 目が小さい方
  2. 眼球が突出している方
  3. 上眼瞼の皮膚が厚い方
  4. 皮膚を切除した場合
  5. 過去に眼瞼下垂の手術をしたことがある方
  6. 手術中に出血が多い方

 

 

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眼瞼下垂のQ&A

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A: 多くの場合、ハードコンタクトレンズの長期装用と加齢によるものです。ただし、瞳孔異常や眼球運動障害などがある場合は、動眼神経や脳神経の筋ジストロフィー症などの大きな病気が隠れている可能性があります。

A: 眼瞼下垂は眼の開きが悪くなる病気で、慢性的な頭痛、ひどい肩こり、眼精疲労、自律神経失調の原因になることがあります。外見上は眠たそうな目つきになります。

A: 保険診療での眼瞼下垂手術の主な目的は視界不良の改善です。ただし、手術後に審美的な面も改善されることが多いです。

A: 保険診療での眼瞼下垂手術では、二重の幅の指定や目の形の指定はできません。これらは美容医療の範囲となり、自費での美容外科手術になります。

  1. 現在の二重のライン近くで切開します。
  2. 挙筋腱膜を同定して周囲からから剥離し、動きやすくします。
  3. 挙筋腱膜を腱板に糸で固定します。
  4. 左右差、眼の開き具合、眼の形、まつ毛の向きを調節します

A: 眼瞼の手術は眼科よりも皮膚の切開・縫合を日頃から行っている形成外科での手術の方が、術後の仕上がりが安定していると考えられています。

A: 手術後は30分間ベッドで眼を冷やし、その後医師の診察を受けます。眼が腫れているため、ご自身での車の運転での帰宅はできません。

A: 腫れ具合は個人差がありますが、一般的には術後の腫れのピークは2〜3日後です。内出血が生じる場合もありますが、ほとんどの腫れは2〜3週間で消失します。大切なご予定がある場合は一ヶ月は余裕を見てください。

術後の腫れや紫斑が出る可能性がありますが自然に改善します、また手術後に交感神経のシグナルが正常に戻るため以下の状態が起こることがあります。

  1. ほとんどの場合は一時的ですが視力が変わる場合があります。
  2. 眼の開きが良くなるため、ドライアイが悪化する場合があります。
  3. 緑内障が悪化する場合があります。
  4. 極稀に原因不明ですが乱視が悪化する場合があります。

A: ヘリング現象とは、片方の眼瞼下垂または左右差のある眼瞼下垂で、症状の重い方の眼を治療すると、治療した眼とは逆の眼の開きが悪くなる現象です。この現象が認められる患者さんは両方の眼の手術が必要になります。

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手術代金

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保険診療と自由診療でご料金がご料金が大きく異なります。別途初診料と術前の採血検査代金、お薬代がかかります。

保険診療の場合

  1. 3割負担の方で約22,000円(片眼)
  2. 1割負担の方で約7,500円(片眼)
  3. 両眼は上記の2倍になります

自由診療の場合

二重の幅や形など美容的なご希望がある場合、①皮膚切除②二重固定位置の調節③三重がある場合は眼窩脂肪の移動などお好みに応じて調節いたします。(物理的に不可能な場合もございます)

  1. 税込み¥170,000(片眼)
  2. 税込み¥330,000(両眼)

 

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術後の視力等についての影響について

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眼瞼下垂の程度ひどい方は、ミュラー筋を使用して眼を開けようとしているため、交感神経が過剰なシグナルを出している状態です、術後は交感神経のシグナルが正常のレベルに下がるので稀に以下のことが起こり得ます。

  1. 視力の変化
  2. 眼圧の上昇(緑内障の悪化)
  3. 乱視の悪化(極稀)

 

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ヘリング現象
(Hering's law )について

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両側の眼瞼下垂がある時に、一方のみを治療すると【治療した眼】とは【逆の眼】の開きが悪くなる現象を言います。ヘリング現象を認める患者さんは両方の眼の手術が必要になります。
ヘリング現象が起こるかどうかは手術前のシュミレーションである程度判ります、シュミレーションでヘリング現象が出た場合は両側の眼の手術が必要になります。

 

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動画資料

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眼瞼下垂・はじめに 1:45

眼瞼下垂の症状と原因 1:35

手術の概要 2:32

手術までの流れと注意事項・リスク 3:11

⭕ 眼瞼下垂の診察のご予約