女性の両頬によく出来る茶褐色斑状のシミです、頻度の高いシミですが、最も治療が難しい【シミ】の1つです。 本ページでは、肝斑の一般的な治療法と当院独自のマルチパス照射について解説いたします。福岡で他のシミの治療を希望の方は当院のシミ治療トップページをご覧ください。
以下の内容は院長の林が執筆しています「文責:星の原クリニック院長 医学博士 林 俊」
肝斑の原因
本当のところ判っていません、慢性的な炎症が関係しているのは間違いなさそうです。
- 女性ホルモンの関与が言われています。
- ピルや出産で悪化します。
- メイクによる慢性的は摩擦・刺激が深く関係しています。
- 皮膚の深い部位・真皮のダメージや炎症が根本的な原因と考えられています。
肝斑の良く出来る所
できると部位は決まっています、圧倒的に多いのが①の頬骨〜頬の部位です。
- 両頬〜頬骨
- 前額部
- 眉上〜側頭部
肝斑の治療
【スキンケア・生活指導】が一番大切です、複数の治療法を組み合わせると治療成績が上がります
- スキンケア・生活指導
- トランサミンの内服
- レーザートーニング・ピコトーニング
- 外用薬(トレチノイン・ハイドロキノン)
スキンケア・生活指導
日頃のスキンケアがとても大切です、スキンケアが出来ないと【肝斑】は本当に薄くなりません。
- メイク指導:コットン等による摩擦厳禁です。
- 紫外線予防:全ての基本です!
- 保湿
- 禁煙
肝斑の内服治療
トランサミンの内服は肝斑(6〜8週間)に対して一定の治療効果があります、内服するとレーザー治療などの治療成績も向上します。
- トラネキサム酸・ビタミンC・ビタミンEを内服していただきます。
- 内服出来ない場合はレーザーの治療成績が落ちます。
- 稀にお腹が痛くなる場合があります。
- 心臓・血管に病気がある方、ピルを飲まれている方はトランサミンは内服出来ません。
レーザー治療
範囲が広い場合はレーザー・ピコトーニングを行いますが複数回の治療が必要で時間がかかります、肝斑の範囲が狭い場合は当院独自の 【マルチパス照射】を行います。
- 広範囲のレーザートーニング・ピコトーニングを行います
- 範囲が狭い場合は【マルチパス照射】を行います
- 広範囲で難治性の場合はリゾルブを行います

外用薬治療(ゼオスキン)
当院ではゼオスキンをご案内しております。
- 皮剥けが起こります
- 治療期間の目安は3ヶ月です
- 短期集中の治療方法です
症例写真
治療前後の写真です、肝斑の治療は他のシミに比べて治療効果は個人差が出やすいです、【あっという間に薄くなる肝斑】と【治療に反応しない肝斑】があります。
頬の大きな肝斑
肝斑のレーザー治療
【治療方法】レーザートーニング【リスク】熱傷・瘢痕・白抜け・肝斑の悪化
【治療間隔・回数】2〜4週間1回で5〜10 回
【施術料金】45,000円
右頬の肝斑
肝斑のレーザー治療
【治療方法】レーザートーニング【リスク】熱傷・瘢痕・白抜け・肝斑の悪化
【治療間隔・回数】2〜4週間1回で5〜10 回
【施術料金】45,000円
施術料金
肝斑は外用薬と各種レーザーのコースがございます。
- 星クリーム:¥6,000〜7000
- レーザートーニング(5回コース):¥45,000
- シミ徹底コース:(10回コース):¥198,000
- トータルケアコース(5−10回):¥140,000〜300,000