以下の内容は院長の林が執筆しています「文責:星の原クリニック院長 医学博士 林 俊」
レーザー・ピコトーニングとは?
肝斑のレーザー治療法として出現した治療法レーザートーニングは2024年時点で16年になります、以下のような事が分かって来ました。
- レーザートーニングは2008年頃から始まった肝斑のレーザー治療法です
- 低出力の照射で施術後のダウンタイムがありません
- 治療効果はすぐには出ません
- 必ず5回以上の治療が必要です
- 時間が経つにつれて問題点が浮き上がって来ました
レーザー・ピコトーニング問題点
治療の難しい肝斑治療の切り札として、当時は何でもかんでもレーザートーニングという感じでした、時間が経過するにつれて様々な問題点が判明してきました。
- 5〜10回以上の治療が必要
- 約2割で効果が出ません
- 内服薬が飲めない方は治療結果が良くありません
- 高出力で無理に照射すると悪化する
- 高出力で無理に照射すると白抜けが起こる
- 15回以上照射すると治療効果が落ちてきます
レーザー・ピコトーニングは
他の治療法と組み合わせて
レーザー・ピコトーニングは以前のように肝斑に夢のように効く治療法でないことはわかりました、しかし日頃のスキンケアや他の治療法と組み合わせれば未だに十分有効な肝斑治療法です。
レーザー・ピコトーニング使用機材
Medlite C6またはPicoWayを使用します、双方とも薬事承認されております。新しいピコトーニングがすごく良いと言うわけではありません。
ピコトーニングについて
レーザートーニングで肝斑治療の限界を感じていた多くのレーザー治療医師にとって新型のピコレーザーによる【ピコトーニング】治療は大いに期待されていました...
- 救世主ではなかった (T_T)
- どちらかと言うとレーザートーニングよりマイルド
- レーザートーニングより安全なイメージ
- レーザートーニングより回数多くの治療回数が必要
レーザートーニングの
治療前後の写真
左頬の大きな肝斑に良く効いたケース
レーザー・ピコトーニング厳しい事ばかり言いましたが効く人には凄く効きます、残念ながら同じように照射しても効果が出ない方が一定数いらっしゃいます。
レーザートーニング(ピコトーニング)によるシミ治療
【使用機材】Medlite C6 又 Picoway【リスク】シミの悪化・白抜け
【治療間隔・回数】: 1〜4週間に1回で10回
左頬の大きな肝斑の治療ケース
左頬の肝斑です、10回治療前と後の写真です。ほとんどの場合で10回近くの治療が必要です、治療間隔は2週間間隔がお勧めです。
レーザートーニング(ピコトーニング)によるシミ治療
【使用機材】Medlite C6 又 Picoway【リスク】シミの悪化・白抜け・水疱形成
【治療間隔・回数】1〜4週間に1回で5回
レーザートーニングがソバカス状の
シミに良く効いたケース
5回治療後でとてもお肌がキレイになったケースです、レーザトーニングは【ソバカスタイプのシミ】にも効果がありますが、肝斑がなければ、よりスピーディな【シミバスターコース】の方がお勧めです。
レーザートーニング(ピコトーニング)によるシミ治療
【使用機材】Medlite C6 又 Picoway
【リスク】シミの悪化・白抜け・水疱形成
【治療間隔・回数】1〜4週間に1回で5回
施術料金(税込)
レーザートーニング・ピコトーニング | |
トライアル | ¥14,600 |
単回料金 | ¥17,400 |
5回コース | ¥73,000 |
10回コース | ¥135,000 |