背中・胸・肩のニキビはマラセチア毛包炎の可能性が高く、抗真菌薬でしっかり治します。

背中,胸,ニキビ,福岡,写真

 

背中,胸,ニキビ,福岡,写真

症状

  1. ドーム状の丘疹
  2. やや痒みがあるのが特徴
  3. 胸・背中・肩によく出来きます

治療

抗真菌薬の外用と内服が第一となりますが、細菌感染が合併している場合や、なかなか治らない時は過酸化ベンゾイルの外用薬を使用することがあります。

  1. 抗真菌薬のクリーム
  2. 抗真菌薬の内服薬
  3. 過酸化ベンゾイルの外用薬
  4. 抗生物質の内服薬
  5. 漢方薬
  6. レーザー

外用薬

抗真菌薬を使用します、いずれも1ヶ月以上の長期間の使用が必要になることがあります。

背中,胸,ニキビ,福岡

  1. 第一選択は抗真菌剤(ニゾラール)の外用です、一ヶ月以内に治ることもあります。
  2. 第二選択肢はベピオゲル外用です、ピーリング作用と殺菌効果があります、漂白作用はあるため、色付きの衣服には注意が必要です。

内服薬

抗真菌薬・抗生物質・漢方薬の2種類になります、単独または併用します。
肝機能障害のある方は抗真菌剤の内服は出来ません、また一ヶ月で効果がなければ内服を中止します。漢方薬は即効性がないため3ヶ月間の内服をしていただきます。

背中,胸,ニキビ,福岡,写真
  1. 抗真菌剤 (まずはコレ!)
  2. 漢方薬
  3. 抗生物質

治療成績

2016年に帝京大学の先生がマラセチア毛包炎について英語の論文を発表しています、以下は論文の要約です。

Med. Mycol. J. Vol. Med. 57E, Mycol. E 63 J. − Vol. E 66, 57(No. 2016 3),2016 ISSN 2185 − 6486 Short Repor Treatment Outcomes for Malassezia Folliculitis in the Dermatology Department of a University Hospital in Japan Chikako Suzuki, Midori Hase, Harunari Shimoyama and Yoshihiro Sei Department of Dermatology, Teikyo University Hospital

  1. 治療患者さんは35名の男性と、9名の女性の合計44名
  2. 塗り薬で治療した患者さんは37名
  3. 改善までの治療期間11〜43日で約1ヶ月(27日)
  4. 内服約で治療した患者さんは7名
  5. 改善までの治療期間10〜21日で約2週間(14日)
  6. 全員で症状が改善しました
背中・胸・肩のニキビ

実際治療した経験からは、もっと治療に苦労する印象があります、薬の塗る量が足らなかったり、マラセチア以外の原因が混ざっているケースが考えられます。

レーザー治療

複数のレーザーでニキビ、ニキビ跡の【シミ】の治療を行っています、どうしても治らないニキビやニキビ跡か気になる方にお勧めです。

  1. ムダ毛がある;アレキサンドライトレーザー 
  2. ムダ毛がない;ピコレーザートーニング
  3. 写真【左】アレキサンドライトレーザー
  4. 写真【右】レーザー(ピコ)トーニング
  5. シミが気になる方はレーザー(ピコ)トーニングがお勧めです
背中,胸,ニキビ,福岡,写真

【ニキビ】目次

  1. ニキビ(入口)
  2. 保険診療
  3. ディフェリンゲルの使い方
  4. 自由診療(レーザー)
  5. 自由診療(アルダクトン・ピル)
  6. 背中のニキビ