
エキシマライト・VTRAC治療のご案内
エキシマライトとは?

エキシマライトは、皮膚疾患に対する最新の治療技術です。この治療では、308nmの紫外線をピンポイントで患部に照射することができ、正常な皮膚にダメージを与えずに効果的に症状を改善します。特に尋常性白斑や乾癬など、色素異常や炎症を伴う皮膚疾患に対して優れた治療効果を発揮します。
308nmの
特殊紫外線
ピンポイント
照射
正常皮膚への
ダメージ軽減
効果的な
症状改善
エキシマライトの治療は保険適応があり3割負担で1,020円、1割負担で340円になります、治療間隔は症状が悪い時は1週間に2回、落ち着けば1〜2週間に1回となります。

エキシマライトが効果的な疾患
エキシマライトは、特に色素異常や炎症を伴う以下の皮膚疾患に対して高い治療効果を発揮します
尋常性白斑
メラニンの生成が正常に行われないことで白い斑点が現れる白斑に対して、メラニンの再生を促し、色素の回復をサポートします
尋常性乾癬
皮膚の異常な細胞増殖による乾癬に効果的で、炎症を抑えながら、皮膚のターンオーバーを正常化させます
掌蹠膿疱症
手のひらや足の裏に発生する膿疱や炎症を緩和し、痛みを軽減することができます
円形性脱毛症
毛包を攻撃している暴走しているリンパ球に作用して、毛包を守り、発毛を促します
アトピー性皮膚炎
皮膚の表面に出てきているかゆみに反応する神経とリンパ球の働きを抑え、かゆみや赤みを軽減します
エキシマライトは様々な難治性皮膚疾患への、有効な治療法として注目されています

VTRACのメリット
短時間治療
従来の3〜5分の照射をわずか1〜2秒で完了
ピンポイント治療
患部のみに照射し、正常な皮膚にダメージを与えない
高い治療効果
他の治療法と比べて効果が高く、発現も早い
深部到達性
皮膚の深部まで届くため難治性症例にも効果的
VTRAC vs ナローバンドUVB

治療対象疾患
エキシマライトは様々な皮膚疾患に効果を発揮します。2020年4月から円形性脱毛症の保険適応が認められ、治療成績が向上しています。
健康保険が適応される疾患
健康保険が適応されない疾患
エキシマライトは様々な疾患に効果がありますが、保険適応とそうでない病気があります、2020年4月から円形性脱毛症の保険適応が認められ、円形性脱毛症の治療成績が良くなりました。

エキシマライトは安全で効果が高い紫外線です
紫外線治療機は①発癌などの副作用を誘発する波長と②治療効果が高い波長が極めて近く、狭い領域にあります。治療に適した紫外線の波長は【303~307nm】付近にピークがあり、【295nm】以下では発癌性があります。
- 紫外線の波長は100~400nmの範囲。
- 治療効果が高い波長はわずか300〜310nmの狭い範囲にしかありません。
- 295nm以下は発癌性があります。
- エキシマライトの波長は308±2nmで、安全で効果が高い波長です
安全な紫外線波長

VTRAはパワフル
VTRACはUVBに較べて100~200倍の明るさ
VTRACは他社のナローバンドUVBやエキシマライトと比べて強い光を照射できます、ナローバンドUVBでは3〜5分照射するエネルギーをVTRACは1〜2秒で照射し完了します、光の強さ、明るさはナローバンドUVBに較べて100〜200倍になります。
例えるならVTRACはフラッシュライトでUBVは豆電球です
VTRAC
- 照射時間:1〜2秒
- 光の強さ・明るさ:100〜200倍
- 治療時間短縮
- 皮膚深部まで到達
ナローバンドUVB
- 照射時間:3〜5分
- 光の強さ・明るさ:1倍
- 治療時間が長い
- 皮膚表面に限定

症例写真
尋常性白斑
他の治療よりも治療成績良好ですが週1〜2回の治療が必要です。白斑の発症から経過が長い場合は治療成績がよくありません、症状が改善しない場合は保険適応外ですがマイクロ皮膚移植を行なう事もございます。円形脱毛症
円形脱毛症は毛根に対する自己免疫疾患です、VTRACは毛根を攻撃する、リンパ球に作用します。治療は1〜2週間に1回以上必要になります。
