福岡市、早良区の星の原クリニックです、炭酸ガスレーザーやピコ秒レーザーでホクロの治療を行っています。ホクロを除去したい方、カウンセリングご希望の方はお気軽に当院までご相談ください。
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現在、福岡県では健康保険でのホクロの治療が認められておらず、ホクロの除去は自由診療での治療となっています医師の診察の結果、皮膚の悪性腫瘍が疑われる場合は保険診療で治療と検査行っています。
ホクロとは
医学的には、『母斑細胞母斑』、『色素細胞母斑』、『色素性母斑』といいます、無色〜黒色の良性腫瘍で顔、腕、脚などによく発生します。『色素を作る細胞』と『しこりを作る細胞』で構成されており、色合いや、盛り上がりの程度がそれぞれホクロで異なります。
いろいろな呼び方があります
- ほくろ
- 黒子
- 母斑細胞母斑
- 色素細胞母斑
- 色素性母斑
【母斑】とは皮膚の色や形の異常・奇形を表す言葉で、病変を構成する細胞を『母斑細胞』といいます。
原因
臓器が出来る前のとても未熟な細胞『神経堤細胞』は普通は、『色素細胞:皮膚の色素をつくる細胞』または、『シュワン細胞:神経を取り囲む細胞』に分化しますが、ホクロは神経堤細胞が正常に分化せず、中途半端なまま増殖した出来損ない細胞『母斑細胞』になります、ホクロは母斑細胞で構成されている良性腫瘍です。
治療法
以下の4種類あります、ピコ秒レーザーによる治療は複数回必要になりますが一番傷跡ができにくいです。
外科的治療 治療時間:約30分 | サージトロン 治療時間:約10分 | 炭酸ガスレーザー 治療時間:約10分 | ピコ秒レーザー 治療時間:約5分 |
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単純切除、または くり抜き法 | 眼の近く 眼瞼など | 薄く、正確に切除が可能です、 ホクロが深い場合は 麻酔が必要です。 | 瘢痕ができやす方 複数回の治療が必要です |
ホクロの深さ
ホクロの深さは治療方法や治療後の傷跡に大きく関係します、肌の浅いホクロはほとんど傷跡を残さず治療することができますが、真皮乳頭層より深いホクロは炭酸ガスレーザーで焼却すると、傷跡が凹む可能性があります。真皮乳頭層より深いホクロは外科的切除か、複数回のピコ秒レーザーを使用して治療します。
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色 | 淡褐色〜 | 茶〜黒 | 青黒 | |
深さ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
治療法 | 炭酸ガスレーザー 又は ピコレーザー | 炭酸ガスレーザー | 炭酸ガスレーザー +ピコレーザー | 外科的切除 |
傷後 | なし | ほとんど なし | 少し白い | 少し あり |
抜糸 | なし | 7日後 |
炭酸ガスレーザーによるホクロの治療
真皮乳頭層より深い層は炭酸ガスレーザーで治療すると傷跡になりますので、深い層はピコ秒レーザーを使用します。
治療前
炭酸ガスレーザーで真皮乳頭層より浅い部位を焼却
浅い部位のホクロがなくなりました
深い層いホクロをピコ秒レーザーで治療
治療終了
治療後の経過(炭酸ガスレーザー)
治療直後
ホクロを除去した部位に凹みがあります、凹みの程度は黒子の深さによって異なります。
治療1〜2週間後
治療1〜2週間後で凹みはほぼ平らになります、赤みがあります、赤みは1ヵ月〜3カ月間で徐々に薄くなってきます。
治療1〜2ヵ月後
一時的なシミが出来る場合があります、『もどりジミ』といいます、『もどりジミ』は1ヵ月目が1番濃く、その後すこしずつ薄くなってきます。
6ヶ月後
半年で、治療部位はほぼ落ち着きます、ほとんど判別できなくなるか、少し白くなります。ケロイド体質の方は少し盛り上がる時があります。
注意点
以下の症状はホクロの癌(悪性黒色腫)や皮膚癌の可能性があります、ダーモスコピーや顕微鏡検査が必要となります(保険診療)。
- 大人になってから新しくできたホクロ
- 1~2年以内の経過で、直径2~3mm程度のホクロが6mm以上になった時
- 短期間に目立って大きくなったホクロ
- 大きさが7mm以上
- つまむとしこりがある時
- 形が左右非対称
- 周りに染み出す
- 色むらがある
- 辺縁がギザギザしている
- 出血する
よくある質問
Q:傷跡は目立ちますか?
A:治療後の傷跡はホクロの深さに大きく影響されます、ホクロが浅ければ傷跡はほとんどわかりません、ホクロは真皮乳頭層より深い場合は炭酸ガスレーザーの治療では傷が目立つため外科的切除か根気よくピコ秒レーザーを照射します、外科的切除の傷は6ヶ月で目立たなくなってきます。
Q:ケロイド体質ですが治療できますか?
A:ケロイド体質の方は、炭酸ガスレーザーや外科的切除では傷が赤く盛り上がりやすいので、ピコ秒レーザーによる治療になります。ピコ秒レーザーの治療でも絶対ケロイドにならないと言うわけではありませんが他の治療法に比べて、ケロイドになりにくいです。
Q:健康保険の適応はありますか?
A:明らかなホクロの場合は福岡県では健康保険でホクロの治療はできない状態です、悪性が疑われる場合は保険診療で診察、検査、治療を行います。
Q:足の底のホクロは取ったほうが良いですか?
A:足の裏のほくろは、他の部位のほくろに比べて癌になりやすく、日本人の場合は悪性黒色腫の約3割弱は足の裏に発症します。歩行することにより、ほくろを刺激することが発がんの原因と考えられています。特に、成人になって出現してきたほくろは、より癌になりやすいので要注意です。
ホクロの癌の発症年齢
20歳台から増え始め、60〜70歳代で一番多くなります、頻度は少ないのですが10歳以下でも起こる可能性があります。
施術料金
ホクロが悪性がどうかの検査は保険診療になります、ホクロの除去は福岡県では現在は保険診療では治療できない状態で自由診療になります。
- 外科的切除(単純切除、くり抜き法)は共に下記の料金に+2,000円となります。
- ピコ秒レーザーによる治療では、2回目以降は50% offとなります。
- 3ヶ月以内の再発は処置料1,000円で再治療させていただきます。
- 6ヶ月以内の再発は半額にて再治療させていただきます。。
直径 | 施術料金(税別) |
5mm以下 | ¥10,000 |
6mm | ¥12,000 |
7mm | ¥14,000 |
8mm | ¥16,000 |
9mm | ¥18,000 |
10mm | ¥20,000 |
11mm | ¥22,000 |
12mm | ¥24,000 |
13mm | ¥26,000 |
14mm | ¥28,000 |
15mm | ¥30,000 |
16mm | ¥32,000 |
17mm | ¥34,000 |
18mm | ¥36,000 |
19mm | ¥38,000 |
20mm | ¥40,000 |
21mm | ¥42,000 |
22mm | ¥44,000 |
23mm | ¥46,000 |
24mm | ¥48,000 |
25mm | ¥50,000 |
26mm | ¥52,000 |
27mm | ¥54,000 |
28mm | ¥56,000 |
29mm | ¥58,000 |
30mm | ¥60,000 |